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ヘルメット、看板… 成田闘争の歴史物語る用具 団結小屋強制撤去

6/1(木) 10:45配信

千葉日報オンライン

 5月31日に執行された団結小屋「横堀現地闘争本部」の強制撤去。千葉日報社が独自に入手した画像から、四方が鉄板に囲まれてベールに包まれていた内部の様子が明らかになった。

 解体作業は、団結小屋の四方を囲む鉄板の一面を取り外した上で、同日午前0時半ごろからスタート。

 敷地内には雑草が生い茂り、朽ち果てた小屋の屋根まで侵出。雑草をかき分けながら、約50平方メートルの鉄骨平屋建ての小屋内に入った作業員たちは、千葉地裁の執行官の指示を受けながらファクスや扇風機、冷蔵庫などの生活用品を次々と運び出した。

 当初は三里塚・芝山連合空港反対同盟熱田派のメンバーが24時間態勢で常駐し、1998年ごろまで餅つきなどのイベントも開催された同施設。中からは餅つきで使われたとみられる杵(きね)のほか、反対闘争の歴史を物語るヘルメットや旗、「横堀反対同盟」の看板なども見つかった。

 続いて重機が建物を囲み、建物の解体を開始。ダンプカーやトラックなど30台以上の車両も動員され、撤去作業は午前3時ごろに終了した。

 近くには熱田派の支援者数人が集まり「農民追い出しを許さない」などと、シュプレヒコールを上げた。