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「住民税課税明細」を読み解く 「所得割」「課税標準額」と社会保障制度の関わりは?

6/1(木) 6:35配信

マネーの達人

6月に入ると、住民税の納付書・課税明細書が届く時期になります。給与から天引きになる会社員でも、すでに課税明細をもらっている人もいるでしょう。

住民税の諸情報は自治体ごと、また給与天引きの会社員と自分で納付の自営業者等でも変わりますが、ここではどの課税明細にも記載されている「所得割」、「課税標準額」から社会保障へのかかわりを見ていきます。

(税額控除後)所得割額

住民税は、正式には道府県民税(または都民税)と市町村民税(または特別区民税)の2種類の総称ですが、いずれも

・均等割(原則として道府県民税・都民税1500円、市町村民税・特別区民税3500円)

・所得に応じて課される所得割(原則として道府県民税・都民税率4%、市町村民税・特別区民税率6%)

からなります。

後者の所得割額に応じて、もらえる金額が変動する(もしくはもらえなくなる)給付金等があります。

下記の2制度が所得割を基準としておりますが、道府県民税(または都民税)の所得割額なのか、市町村民税(または特別区民税)の所得割額なのかにも気をつける必要があります。

・すまい給付金(道府県民税・都民税の所得割額)…住宅購入時に補助される給付金

・高等学校等就学援助金(市町村民税・特別区民税の所得割額)…高校授業料に対する補助金

税額控除前所得割額

税額を引き下げる税額控除という控除項目があり、住民税の課税明細にも内訳が記載されています。

・調整控除(最低2500円)
・住宅ローン控除
・ふるさと納税(寄付金税額控除)
・配当控除(上場株配当の2.8%に相当)

が代表的です。これらを考慮しない段階(差し引き前)の所得割が、税額控除前所得割額です。

税額控除前所得割額(市町村民税・特別区民税)に基づいて計算される代表的なものが、保育料です。ただし、調整控除だけは差し引いた後の所得割額で判定することに気をつけてください。

参考までにふるさと納税の税額控除上限額は、調整控除だけは差し引いた後の所得割額の2割です。

また兵庫県芦屋市のように、医療費助成で税額控除前所得割額(市町村民税)を基準としているところもあります。

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最終更新:6/1(木) 6:54
マネーの達人