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【レイプ告白】「あの夜、なにがあったのか」詩織さんと山口氏 それぞれに聞いた

6/1(木) 11:21配信

BuzzFeed Japan

TBSワシントン支局長(当時)だった山口敬之氏に「レイプされた」と、ジャーナリストの詩織さん(28歳)が告白した。BuzzFeed Newsは詩織さんに直接話を聞いた。また、山口氏にもメールで取材を申し込み、返答を得た。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】

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この一件は「週刊新潮」5月18日号が「準強姦で逮捕状が出ていたが、逮捕直前に警視庁刑事部長がストップをかけた」と最初に報じた。詩織さんは5月29日、検察が山口氏を不起訴にしたことについて、検察審査会に不服を申し立てた。

山口氏は会見後の5月29日夜、Facebookで「私は法に触れる事は一切していません」と反論した。

その夜、いったいなにが起きていたのか。取材の内容をまとめた。

会うことになったきっかけ

そもそも、2人はどういう関係だったのか。そして、なぜ都内で会食したのか。

詩織さんの説明はこうだ。

山口氏とは、2013年にアメリカで知り合った。山口氏はTBSワシントン支局長、詩織さんはそのときニューヨークの大学に留学中だった。

詩織さんは、留学から帰国後の2015年3月25日、TBSのワシントン支局に働き口がないか、山口氏に問い合わせた。山口氏とはアメリカで2度会っただけだったが、その際に「あなたならTBSのワシントン支局であれば、いつでも仕事を紹介する」と言われたことを思い出したからだという。

2人はずっとメールでやりとりしていて、記録が残っている。

2015年3月28日に山口氏が出したメール。

“履歴書受け取りました。ありがとう。
最大の関門はビザだね。TBSで支援することも可能ですので、検討してみます。
ところで、ヤボ用で一時帰国することになったんだけど、来週は東京にいますか?“

問題の夜

詩織さんは山口氏に呼び出され、2015年4月3日午後8時ごろ、恵比寿の串焼き店で落ち合って食事をした。就職に向けた相談をするためだった。

2人きりで会うのは初めてだった。詩織さんは、店に行くまで山口氏の他にも誰かがいると思っていたという。

1軒目では、串焼き5本、ビールをコップ2杯、グラスワイン1杯を飲んだが、就職について具体的な話は出なかった。

山口氏が「店を予約してあるから、移動しよう」と誘ったため、2人は午後9時40分ごろ、鮨店に移動した。山口氏は詩織さんに「一緒に働きたいと思っていた」などと伝えたという。

詩織さんは入店して1時間ほど後、突然めまいがしたためトイレに立った。そして、給水タンクに頭をもたれたところで、記憶が途絶えた。

鮨店では、山口氏と2人で日本酒2合を飲んだことを覚えているという。詩織さんは酒に強く、酔って記憶を無くしたことは後にも先にもこのとき以外ないそうだ。

詩織さんはその後の記憶が途切れているために、後日、警察の捜査員に聞いたり、目撃者を探したりして、自らの足取りを確認している。

詩織さんが、後に警察の捜査員から聞いた話によると、2人が鮨店を出たのは午後11時ごろだったという。

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最終更新:6/1(木) 11:34
BuzzFeed Japan