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サガン、敵地初勝利 鳥栖3-2甲府 ルヴァン杯1次リーグ最終節

6/1(木) 15:43配信

佐賀新聞

 鳥栖は攻撃陣が奮起して3得点。甲府に2度先行を許しながらも鮮やかに逆転勝ちした。

 鳥栖は前半16分、相手の縦パスに反応できず先制を許したものの、直後の24分、積極的なプレスでMF石川がボールを奪い、こぼれ球を拾って抜け出したFWイバルボが加入後初ゴールを決め、同点に追い付いた。

 後半7分、ゴール前の攻防を押し切られ、再び甲府にリードを許したが、30分にMF水野のCKで再び同点とした。3分後には中央での崩しから途中出場のFW富山が押し込み、試合を決めた。

イバルボ初得点流れ呼ぶ リーグ戦へ指揮官手応え

 前節・横浜M戦に敗れ、1次リーグ突破の可能性は消えていたが、最後に意地を見せた。鳥栖は甲府に2度先行されながらも攻撃陣が躍動して逆転勝ち。今季敵地での初勝利も付き、フィッカデンティ監督は「最後にひっくり返すことができた。メンタルの部分で今後につながる」と納得顔だった。

 FWイバルボが攻撃の活性化に一役買った。1点を追う24分、MF石川が背後から奪ったボールに反応すると、左サイドを切り裂いて左足で移籍後初ゴールを決めた。

 「勝つことだけを考えていた」とイバルボ。喜ぶ様子も見せず、ゴールネットに入ったボールを自ら取りに行く姿が、仲間の心にも火を付けた。

 後半、ミスを突かれ再びリードを許しても気後れすることはまったくなかった。「ハーフタイムに『今日は必ず勝つ』とみんなで誓い合った」とMF石川。30分のMF水野のCKは相手GKに当たって吸い込まれ、その3分後には途中出場のDF吉田の左クロスをFW池田が落とし、FW富山が押し込んだ。

 課題も浮かんだルヴァン杯だが、フィッカデンティ監督は「(けが人もいて)今後のリーグ戦を総力戦で戦わないといけない中で、動きが良かった選手をリーグ戦に起用するいい流れも生まれた」と収穫を口にした。

 試合後、選手たちは敵地勝利を信じて応援に来てくれたサポーターと記念写真に収まり、リーグ戦での躍進を約束した。

 相手選手を振り切り、何度となく攻め込んだイバルボは「チームが機能していないとチャンスはつくれない」と全体としての戦術浸透に手応えを示し、「監督に求められるプレーをやり抜くだけ」と力強く語った。

最終更新:6/1(木) 15:43
佐賀新聞

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