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ホークス・デスパ15号、打点とリーグ2冠 5月10発「最高だった」全力疾走でもチーム鼓舞

6/1(木) 10:01配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク7-2中日(31日・ヤフオクドーム)

 バラ色の5月を豪快な一発で締めくくった。2点リードの3回。デスパイネが大野の直球を捉えた。屋根が開くと、風の影響で打球が飛びにくいとされているが、お構いなしに左中間スタンドまで届いた。「完璧な当たりだった」。自画自賛の一発は、レアード(日本ハム)に並ぶリーグトップの15号ソロ。44打点もトップの浅村(西武)に並び、リーグ2冠に躍り出た。

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 好調な打線の中でも5月はひときわ輝いた。自身初の4戦連発をマーク。ロッテ時代の昨年8月に記録した9発を上回り、月間10発の自己最多とした。月間打点も26打点となり、こちらも自己最多を更新。「最高の1カ月だった。6月も、それ以上の結果を残せればいいね」とほほえんだ。

 もちろん一発が魅力的だが、懸命なプレーもチームを鼓舞する。初回2死三塁。三塁線へのボテボテの当たりだったが、巨体を揺らして一塁へ全力疾走し、貴重な適時内野安打にした。遊ゴロ併殺になった6回も歯を食いしばって一塁ベースを目指した。「どんな状況でも100パーセントで全力疾走する。(初回は)点が入って良かった」。自らの信念に揺らぎはない。

 試合前練習では笑みを浮かべながら、黒いバットでフリー打撃に臨んだ。親交のあるネルソン・クルーズ(マリナーズ)からプレゼントされたという。試合では使っていないが、2014年にア・リーグ本塁打王を獲得したスラッガーのバットで腕試し。また、中日ベンチには母国キューバの至宝と呼ばれたリナレスコーチがいた。「久しぶりに会えてうれしかった」。2試合連続の3安打猛打賞で元気な姿を見せつけた。

 5月の絶好調男に引っ張られ、ホークスは2010年以来となる14試合連続本塁打を記録。04年以来となる8試合連続の2桁安打として、南海時代の1952年とダイエー時代の03年にマークした球団記録の9試合連続に王手をかけた。2試合連続の先発全員安打に、デスパイネは「みんながつながっている。継続していければ」と選手たちの思いを代弁した。月が変わっても、この勢いは止まりそうにない。

西日本スポーツ

最終更新:6/1(木) 10:01
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