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クマ目撃情報周知遅れ 会津若松、いつも通り児童・生徒ら登校

6/1(木) 10:39配信

福島民友新聞

 31日未明から午前9時ごろにかけて、会津若松市中心部でクマの目撃情報が4件、会津若松署に寄せられた。市鳥獣被害防止対策実施隊などが捜索し、午前10時ごろに同市門田町の公園「門田緑地」で体長約1.3メートルのクマ1頭が捕獲・駆除された。けが人はなかった。
 同署によると、目撃場所は、同市本町の諏方(すわ)神社境内、同市門田町の住宅街、同市門田町工業団地、同工業団地近くの門田緑地で、いずれも1頭。駆除されたクマと同じかどうかは不明。
 中心部の小中学校は子どもへの注意喚起や被害防止を講じており、捕獲場所に近い門田小では教職員が付き添う集団下校を行った。

 会津若松市「注意喚起が不十分」

 市街地でクマの目撃が相次いだ会津若松市で、市から市民への情報提供が遅く、クマ被害の危険性が高い中、いつも通りの通勤・通学が行われた。市は「注意喚起が不十分」と認め、情報提供を改善するとした。
 市によると、31日未明に状況を把握したが、担当課はクマが見つからないため安全と判断し、すぐに他部署に連絡しなかった。市教委は午前8時20分ごろに知ったが、市内の小中学校に連絡を入れたのは同10時30分ごろだったため、中心部の各校は下校時から対応となった。
 局所的に注意喚起の広報車は走ったが、市が市民に防災メールを送ったのは午前11時ごろ。市は「クマを目撃した際の他部署への情報提供のルールがあいまいだった」と釈明した。

福島民友新聞

最終更新:6/1(木) 10:39
福島民友新聞