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各時代で変遷するお菓子のブーム、今後はさらに高級な“贈答時代”へ?

6/1(木) 7:20配信

AbemaTIMES

 ネット上で騒がれた、お菓子「カール」の全国販売中止発表。発表から5日、スーパーでは仕入れが制限され、棚がスカスカの状態になっている「カール」の姿があった。

 数多くのお菓子がヒットし、そしてブームが過ぎ去っていくというまさにお菓子の戦国時代である今日。その歴史は1960年代にさかのぼる。この年代は“スナック菓子時代”ともいえる時代で、湖池屋の「ポテトチップス」(1962年)などが発売された。この「ポテトチップス」は、元々甘いお菓子が主流だったところ、当時の湖池屋社長がアメリカに行った際に食べたしょっぱいお菓子に惹かれ、持ってきたのが始まりだそうだ。また「カール」が生まれたのも1968年だ。その他にも、カルビーの「かっぱえびせん」(1964年)や8月で生産終了となる明治の「PICK UP」(1970年)などもこの時代に生まれたものだ。

 現在では、スナック菓子の売り上げのうち、ジャガイモを原材料とした「ポテトチップス」などが8割ほどを占めているといい、したがって「カール」などのコーン菓子は人気が低迷しているという。

 1970年台中頃~1980年代中頃には、“新感覚時代”が到来する。コンピューターゲームなどの登場で新時代の到来を感じさせたこの年代は、お菓子にも新感覚のものが登場した。森永の「ハイチュウ」(1975年)やAGFの「ドンパッチ」(1979年)、明治の「コーラアップ」(1980年)、ロッテの「雪見だいふく」(1981年)などがそうだ。「ドンパッチ」は元祖“弾けるグミ”として人気を博していたが、アメリカで「子供が食べたところお腹が破裂した」というデマが流れ、2000年に販売終了になった。

 さらにその後、1990年から2000年は“健康・美容時代”が訪れる。人気のショップ店員や美容師がカリスマと呼ばれ、健康番組が高視聴率を記録するなど、お菓子の健康・美容ブームが始まった。娯楽要素が強いものから、クラシエの「フリスク」(1993年)や森永の「ウイダーinゼリー」(1994年)、ロッテの「キシリトールガム」(1997年)などのお菓子へと移り変わっていった。「ナタデココ」が人気になったのもこの時代からだ。

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最終更新:6/1(木) 7:20
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