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帰還困難区域、空中消火を優先へ 浪江山林火災で初検証会議

6/1(木) 10:47配信

福島民友新聞

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となっている浪江町の十万山で発生した山林火災を受け、県と双葉地方消防本部は31日、国や双葉郡の町村を交えた初めての検証会議を富岡町で開いた。地上からの消火が難しく、鎮火まで12日間を要した反省から、ヘリコプターによる空中消火を優先する体制づくりに取り組む方針を確認した。
 会議は冒頭を除いて非公開。県や同消防本部、関係町村、消防庁、林野庁などから約40人が出席した。県や同消防本部によると、複数のヘリによる空中からの消火を重点的に展開するため、関係機関が連携して駐機場の確保や機材繰りを進める必要性が指摘された。
 消火の手順を巡っては空中消火により、火の勢いが収まった段階で地上の消火部隊を投入する。部隊編成では、同消防本部が県内の各消防本部に応援を要請する一方、県は自衛隊や他県の消防本部、緊急消防援助隊などに協力を依頼、円滑な派遣につなげるようにすべきとした。

福島民友新聞

最終更新:6/1(木) 10:47
福島民友新聞