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女性限定のクラシックカーラリーがフランスで開催。100名ほどが参加

6/1(木) 17:59配信

motorsport.com 日本版

 今週、5日間に渡ってフランス全土で行われるリシャール・ミル・ラリー・ド・プリンセス(Richard Mille Rallye des Princesses)が開催されている。このクラシックカーラリーの参戦者はなんと全員女性で、100名ほどが集まった。

ラリーに参加するサンペル親子。ラリーを通して子供の癌慈善団体をサポートしている

 女性のみが参戦できるアベレージラリーの考案者は、フランス在住のヴィヴィアン・ザニロニという女性である。

 これは、ヨーロッパで行われる女性限定のモータースポーツイベントであり、スタート地点であるパリのヴァンドーム広場には、素晴らしいクラシックカーが揃った。このイベントは、パリ-サン・ラファエル・ラリー(Paris-Saint Raphael Rally)からインスピレーションを得ているという。初めての参加者が全員女性のモータースポーツイベントは、1929年に開催された。

 1000マイル(1609km)に及ぶこのラリーで参加者達は、クラシカルなフランスの道と美しい景色を楽しむ。ゴール地点であるサントロペに到着する前日には、定期検査が行われた。

 ラリーではクルマの年式に応じて異なるが、だいたい平均時速40~50kmほどで走行しなければならない。

 行程は、サン=テニャン、ヴィシー、アルプ・デュエズ、マンドリューでそれぞれ一泊し、宿泊施設はすべて4から5つ星ホテルを使用する。

素晴らしい冒険

 フランスのパリからリビエラまでの旅は素晴らしく、参加しているクラシックカーも多様で、1955年式ジャガーXK140を筆頭に、1960年代、または70年代のポルシェ、フェラーリ、アルファロメオ、メルセデスなどがいる。

 参加者の中にアン・サンペルという女性がいた。彼女は1979年式アルファロメオ・スパイダーと14歳の娘マティス(上記写真)と共に参加していた。

 彼らは、他の参加者である2組とともに、子供の癌慈善団体であるLe Parti des Enfantsをサポートしているという。

 アン・サンペルは次のように語った。

「ラリーの精神が気に入っています。ラリーはとても友好的です」

「アベレージラリーですから、迷子になった場合はペナルティが科されます。これは私にとって4回目の出場になります」

「今年は長女と一緒に参加しています。彼女にとって良い経験になるでしょう。私たちは3台でチームになっており、ラリー内でチャリティーを行い、この活動を啓蒙しています。私たちにとって特別なラリーなのです」

「私たちは美しい場所であるヴァンドーム広場からスタートします。ヴィシーは山中の温泉街です。ヴィシーからアルプ・デュエズまでの行程は標高が高くなっていくため、道が難しくなります」

「アルプ・デュエズへの上り坂は名物となっています。行程は約9マイルなのですが21つのヘアピンがあり、到着した頃には海抜6000フィート(約1828m)ほどの高さに達します」

「最終日はパーティが開催されているサントロペに向かいます」