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ニキ・ラウダ「チャンピオンシップでもう余裕はない。ベッテルがリタイアしないと…」

6/1(木) 20:22配信

motorsport.com 日本版

 現在のポイントリーダーであるフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)に25ポイント差つけている。

現在のドライバーズランキング。ベッテルがハミルトンに25ポイント差をつけている

 ハミルトンは、モナコGPでウルトラソフトタイヤをうまく作動させることができずに苦戦した。これらの問題は、モナコGPのサーキット特性に似ている次戦モントリオールやバクー戦でも再び発生する可能性がありそうだ。

 メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダは、次のように語った。

「タイヤの作動領域を探し出す必要がある」

「ひとつだけ明らかなことがある。ベッテルが少なくとも1回リタイアしなければ、もう終わりだということだ」

「フェラーリの勢いは増している。このまま続けばギャップは開く一方だろう。警戒すべき事態だ」

 ハミルトンは、モナコGPを13番グリッドからスタートし、7位に入賞した。それはロシアGPでの4位に次ぐ、失望的な週末であったと言える。

 ラウダはハミルトンがチャンピオンになるには、もはやモナコGPのような結果に終わる余裕はないと語った。

「無論、このようなレース結果に終わる余裕などない」

「しかし、余裕がないことに執着するべきではない。とにかくトラブルを解決するために努力していれば、再発しないようになるだろう」

「準備を怠ったままモナコに来たわけではない。ただ正しく物事が当てはまらなかっただけだ」

 ハミルトンは、残りの14レースが厳しいものになると予測している。しかし、ハミルトンは、ベッテルとそのチームメイトであるキミ・ライコネンが、今季割り当てられているパワーユニットのコンポーネント基数を上回ることにより、グリッドペナルティが発生する可能性があると強調した。

 ベッテルは、すでにペナルティ寸前となる4基目のターボチャージャーを投入、またMGU-Hも3基目を使用している。またライコネンも3基目のターボチャージャーを投入している。

 対するハミルトンとボッタスは、今季6レース後に2基目の各コンポーネントを投入したばかりだ。

「フェラーリは、どこでもタイヤを作動させられるようだ。僕たちも真剣に戦った。これからの14レースは厳しいものになるだろう」とハミルトン。

「彼らは一環して強いマシンを用意したが、僕たちのマシンも昨年では同じような感じだった」

「今のマシンは、レースで全てのポテンシャルを発揮できていない。僕たちはもっと学び、強くなれると思う」

「それにフェラーリにはもう弾がないことを知っているんだ。様子を見てみよう」

Lawrence Barretto