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マレーらが同性婚反対のマーガレット・コートに異議 [海外テニス]

6/1(木) 19:01配信

THE TENNIS DAILY

 マーガレット・コート(オーストラリア)が、同性間の結婚に異議を唱えたことについて、何人かの選手たちがこの偉人の考えに反対意見を示していたが、アンディ・マレー(イギリス)もそこに加わった。

マーガレット・コートが同性婚促進に反対し、カンタスを避けると発言

 全仏オープンで、この話題は論議の的となり、中には、コートの名をつけた全豪オープンのスタジアム・コートは、名前を変えるべきだと言い出す者もいた。また来年の全豪で、ある種の抗議運動を行うべきではないか、という話まである。

「愛し合っているふたりの人間が結婚することをなぜ問題視するのか、僕にはわからないね。それがふたりの男だろうが、ふたりの女だろうが、素晴らしいことだ。なぜそれが問題なのかわからない。他人がどうこういう問題じゃないよ」と、世界1位のマレーは1回戦に勝ったあとに言った。「僕の意見では、皆が同じ権利を持つべきだ」。

 1960年代と70年代に「24」のグランドスラム・シングルス・タイトルを獲得した偉人、マーガレット・コートは、現在キリスト教の牧師を務めている。ウエスト・オーストラリアン紙上に掲載された公開レターの中で、コートはカンタス航空が「同性婚を積極的に奨励している」という理由から、可能な場合にはカンタスで旅をするのをやめる、と書いた。

 74歳のコートは、もう何十年も同性愛に批判的だった。

「言うまでもなく、オーストラリアにとって彼女はテニスの偉人だ」とタナシ・コキナキス(オーストラリア)は言った。「でも彼女の言ったことには同意できない」。

 2011年全米オープンで優勝したサマンサ・ストーサー(オーストラリア)は、こう言った。

「皆が、それぞれの意見を持つことができると思う。私は同意しないけど。でも、来年私たちが全豪オープンにいくとき、それが本当の問題になるんでしょうね。誰がマーガレット・コート・アリーナでプレーしたいか、したくないか。そこから始まるんでしょうね、きっと」

 2018年最初のグランドスラム大会、全豪オープンの間に、マーガレット・コート・アリーナでプレーすることを選手たちが拒否する可能性について聞かれると、マレーは、「(抗議するなら)大会が始まる前にやったほうが、ずっと実りがあると思う」と言った。

「プレーヤーにとって、グランドスラム大会に出場していて、あるコートでプレーすることを拒否する立場に身を置くというのは、多くの問題を生み出しかねない」とマレーは言った。「だからもし何かが起こるなら、例えばスタジアムの名を変えるべきだとか、そういったことで選手が合意するなどすれば、大会(が開始する)前に決められる、そうすべきだ」。

 マレーはまた、「多くの選手たちが、(コートの言ったことによって)かなり気分を害しているんじゃないかと想像している。だから何が起こるか見てみよう」とも言い添えた。

 アメリカの女子選手、マディソン・キーズは、コートのコメントに100%不賛成だと言った。

「私は、(全豪のスタジアムの)名前を変えたらどうかという意見に、ある意味で賛成だわ。もし本当にそうするか否か決めることになったら、多くの人々が賛成すると思う」とキーズは続けた。

「なぜ、ただお互いに思いやり、親切にし合うわけにはいけないの? という感じだわ。すごく歯がゆい」(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

Photo: PARIS, FRANCE - MAY 30: Andy Murray of Great Britain reacts during his men's single match against Andrey Kuznetsov of Russia on day three of the 2017 French Open at Roland Garros on May 30, 2017 in Paris, France. (Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)

最終更新:6/1(木) 19:01
THE TENNIS DAILY