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アユの釣果少なめ 古座川で友釣り解禁

6/1(木) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県を流れる古座川の本流や支流で1日、アユの友釣りが解禁された。県内外から釣り人が訪れたが、今年は天然遡上(そじょう)の状況が例年に比べてあまり良くなく、初日の午前10時半までの釣果は、全体に少なめだった。

 古座川町高池の60代、山田就造さんは同町中崎でさおを出した。1時間で体長15センチほどのアユを4匹釣った。「放流した小さいアユはいるが、水量も少なくて全然釣れない」と話した。

 那智勝浦町天満から来た男性(54)は古座川町相瀬の国指定天然記念物「古座川の一枚岩」前で午前9時ごろから釣り始めた。1時間弱で2匹釣り「天然遡上が少ない。流れのきつい所に行きたいが、おとりが弱っているので早く釣って替えないと」と心配そうに話した。

 古座川町洞尾でおとりアユや遊漁券を販売している「古座川田上おとり店」の田上智士さん(53)によると、2011年の紀伊半島大水害後すぐはアユの遡上数が多かったが、その後段々減ってきているという。田上さんは「今の状況は、例年の5月上旬と同じくらいで、遡上が遅れているのかアユが少ないのかは分からない。11月でも水温が高く、アユが川上に戻りづらくなってきているのではないか」と話した。

 古座川の七川ダムより上流の七川漁協管内では5日に解禁される。

最終更新:6/1(木) 17:01
紀伊民報