ここから本文です

政府に果実の輸出促進要望 和歌山県

6/1(木) 17:01配信

紀伊民報

 政府の2018年度予算編成を前に、和歌山県の仁坂吉伸知事や県幹部が5月31日、各省庁などを回り、果実の輸出機会拡大に向けた外国との協議、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の県内誘致可能な仕組みづくり、高速道路の整備など58項目を要望、提案した。

 果実の輸出促進について、外国と植物検疫条件の協議を進め、新たにベトナムにかんきつ類とモモ、柿、中国に梅、カナダにモモなどの輸入解禁を要請するよう求めた。ベトナムに対しては仁坂知事が5月29日、来庁した前国家主席に検疫問題の解消を要望。「調査したい」との回答を得た。

 県は県産果実と果実加工品の輸出総額を4億3千万円(2015年度)から、26年度には16倍の70億円に伸ばしたいとしている。

 農林漁業関係ではほかに、企業の農業参入の促進▽鳥獣被害対策の十分な予算確保やアライグマの効果的な対策の研究開発▽深刻なカツオの不漁について、熱帯地域での大量捕獲の影響が大きいとし、国際規制の強化提案の継続などを求めた。

 IRについては和歌山市の「和歌山マリーナシティ」への誘致に向け要望。整備推進会議で議論されている要件では、地方への誘致が困難になるとした上で、地方の特性を生かしたIRが実現できる仕組みにすること▽ギャンブル依存症の高度な対策確立と地方独自の対策を認めること▽区域認定数を制限しないことなどを求めた。

最終更新:6/1(木) 17:01
紀伊民報