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AMD、16コアCPU「Ryzen Threadripper」を今夏リリースへ

6/1(木) 10:39配信

CNET Japan

 AMDの「Ryzen 9」シリーズの新しい16コア「1998X」CPUは、ハイエンドデスクトップでIntelの18コア「Core i9」に戦いを挑む準備ができているようだ。

 AMDは台北で開催中の「COMPUTEX 2017」で現地時間5月31日、報道陣向けイベントを開催してこの新CPUの概要を発表し、2017年夏に出荷を開始するとした。

 今回の動きは、AMDがIntelとNVIDIAの両社に追いつこうと努力する中でもたらされたものだ。この両社はCPUとGPUで、それぞれAMDに差を付けている。IDCによると、2016年、デスクトップPCにおけるAMDの市場シェアは10年間で最低の水準で、Intelの87%に対して、わずか13%のシェアしか獲得できなかったという。

 それでも、AMDの最高経営責任者(CEO)のLisa Su氏は記者会見で、明るい展望を示そうとした。

 「AMDはPC事業を本当に愛している。当社のCPUは1年当たり2億5000万台以上のPCを動かしている」(Su氏)

 新しいRyzen 9シリーズのCPU群(開発コード名:「Threadripper」)は、同社の「Zen」コアアーキテクチャをベースとしており、ベースモデルはCPU上に10コアを搭載する。Ryzen 9シリーズのCPUは全てクアッドチャネルDDR4メモリを搭載する。ASRockやASUS、Gigabyte、MSIといった台湾の主要ブランドは、Ryzen 9の出荷開始時までにマザーボードを準備する予定だ。価格はまだ発表されていないが、Intelに対して非常に競争力のある価格になるはずだ。

 AMDはノートPC向けの新APU「Ryzen Mobile」も発表した。Ryzen MobileはZenプロセッサのほか、「Vega」ベースのグラフィックスも搭載する。AMDによると、競合製品に比べて、より高速なパフォーマンスを提供するほか、バッテリパフォーマンスも優れているという。Ryzen Mobileは2017年後半にリリース予定だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

最終更新:6/1(木) 12:48
CNET Japan