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TモバイルUS巡る判断、ドイツテレコムが決める-ヘットゲスCEO

5/31(水) 22:21配信

Bloomberg

欧州最大の電話会社ドイツテレコムのティム・ヘットゲス最高経営責任者(CEO)は31日、極めて重要な米子会社TモバイルUSの将来を巡る判断はドイツで下すと言明し、子会社の取引を目指す幹部らに明確なメッセージを送った。

ヘットゲスCEOはケルンで開催された株主総会で、米事業を「強化できる立場にある」と発言。ジョン・レジア氏率いるTモバイルUSは2016年に契約者800万人を獲得し、今年の周波数入札では成功を収めた。

ヘットゲス氏は株主らに「事業を引き続き展開している。これに対するさまざまな多数の選択肢を有している」と発言し、「何をいつどうするかはわれわれが決める」と語った。

これはドイツテレコムが売り手ではなく、米国での事業拡大に向けた交渉の中でTモバイルUSを足掛かりにすることの方を選好するという、最も明確な意思表示だ。米子会社は重要な成長源で、ヘットゲスCEOは最近、同部門について「キングメーカー(陰の実力者)」と言及した。

Tモバイル幹部らは、ベライゾン・コミュニケーションズやAT&Tに対して一段と力強い競合相手となるため、スプリントと合併する可能性を明言している。アナリストらはケーブルテレビ(CATV)事業者のほか、アマゾン・ドット・コムなどのテクノロジー企業も合併相手になり得ると指摘している。

原題:Deutsche Telekom CEO Claims Driver’s Seat on T-Mobile US M&A(抜粋)

Stefan Nicola

最終更新:5/31(水) 22:21
Bloomberg

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