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ゴールドマン、ベネズエラの「飢餓ボンド」運動に期せずして貢献

6/1(木) 0:30配信

Bloomberg

ベネズエラの「飢餓ボンド」運動は開始から8カ月間、あまり前進しなかった。非人道的政権への支援となる債券への投資をやめるよう国際的投資家に働きかけ、少なくとも同国の窮状の認知度を高める取り組みだが、この運動の名前すら少数の専門家の中で知られているだけだった。

そこへ、米ゴールドマン・サックス・グループが国営企業の社債に大きく投資した。全ての抗議運動には引き立て役が必要だが、過去に何回もこの役回りを果たしているゴールドマンが今回も役割を演じ、運動は一躍知名度を増した。ニューヨークの同社本部ビル前では30日、デモ参加者らが「飢餓ボンドを買うな」とシュプレヒコールを繰り返した。飢餓ボンドの名前がインターネット上を駆け巡り、数々のツイートや飢えたベネズエラ人が食べ物を探す画像が登場した。

知名度アップでベネズエラ債ボイコットが成功するとは限らないが、昨年この運動を開始したベネズエラのビジネスマン、ホルヘ・ボッティ氏は大喜びだ。「資本に心はないと友人たちは言うが、世界には違う機能の仕方もあると思う」と言う同氏は、運動が「少し世界に響き渡り始めるだろう」と述べた。

原題:Goldman Sachs Gave Big Hand to Venezuela ‘Hunger Bonds’ Movement(抜粋)

Christine Jenkins, Fabiola Zerpa

最終更新:6/1(木) 0:30
Bloomberg

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