ここから本文です

ダラス連銀総裁:利上げシナリオを維持-インフレは時間を置いて加速

6/1(木) 2:34配信

Bloomberg

米ダラス連銀のカプラン総裁は、ここ最近コアインフレ率が低下していることを認めつつ、年内あと2回の利上げ予想を維持する考えを示した。

総裁は31日、ニューヨークでのイベント後、記者団に対し、最近のコアインフレ率低下について「懸念している」とした上で、「年内あと2回の利上げというのが引き続き私の基本シナリオだ。つまり、ここ最近見られる弱さは私の基本シナリオを変更させるほどではないということだ」と説明した。

米商務省が30日発表した4月の個人消費支出(PCE)統計によれば、PCE価格指数は食品とエネルギーを除くコアで前年比の伸びが3カ月連続で鈍化した。

カプラン総裁は、最近のインフレ指標の弱さに触れながらも、4月に失業率が4.4%に低下したことは「遅れを伴いながら、インフレ圧力が強まりつつある可能性が高い」ことを意味すると指摘した。

さらに、「インフレの進展が緩慢で起伏があることを踏まえると、向こう数カ月注視していくのが妥当と考えられる」とし、「労働市場の引き締まりが一段と進むにつれ、それがインフレ圧力の高まりをもたらすというのが私自身の見解だ」と加えた。

原題:Fed’s Kaplan Sticks to Rate Forecast Despite Inflation Weakness(抜粋)

Matthew Boesler

最終更新:6/1(木) 2:34
Bloomberg