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米国債:ほぼ変わらず、月末要因の買いが支援-終盤に上げ幅縮小

6/1(木) 5:38配信

Bloomberg

31日の米国債相場はほぼ横ばい。朝方、月末特有の買いが入って日中高値圏で取引されたが、午後には買いが細り、上げ幅を削った。

ニューヨーク時間午後4時10分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.20%。

5月のシカゴ製造業景況指数は当初発表で前月から低下とされていたため、米国債を支えた。指数はその後59.4への上昇に訂正されたが、相場への影響はほとんどなかった。この日は銀行株の軟調も強材料となった。ロンドンのトレーダーによると、リアルマネー勢の買いが弱まり、月末買いの影響は引けにかけて薄れた。

この日は、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカの幹部が4-6月(第2四半期)のトレーディング減収を明らかにしたのをきっかけに、銀行株が下落。株式相場全体も下げたことから、米国債の上げ勢いが増した。

米連邦準備制度理事会(FRB)31日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米経済はこの数週間に大部分の地区で「緩慢」ないし「緩やかな」拡大を続けた。

ドイツ銀行の世界戦略担当責任者、ビンキー・チャダー氏は、インフレ率の高まりや米金融当局による利上げ、タームプレミアムの上昇を背景に、10年債利回りは年末までに100bpほど上昇して3.25%に達する公算が大きいとの見方を示した。

原題:Subdued Month-End Buying Keeps USTs Marginally Bid Into Close(抜粋)原題:U.S. Treasuries Are World’s Most Mispriced Asset: DB’s Chadha(抜粋)

相場を更新し、第4段落以降を追加します.

Edward Bolingbroke

最終更新:6/1(木) 6:38
Bloomberg