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5月31日の海外株式・債券・為替・商品市場

6/1(木) 5:44配信

Bloomberg

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は 次の通り。

◎NY外為:ドル下落、米国債利回り低下や月末のリバランスが影響

31日のニューヨーク外国為替市場でドルが下落。月末特有のポートフォリオのリバランスに絡んだフローや米国債利回り低下を背景にドルは軟調となった。

シカゴ製造業景況指数が前月比上昇に訂正されると、ドルは下げ幅を縮小した。ポンドは総選挙を巡る世論調査の結果を手掛かりに荒い値動きとなった。原油と一部商品の下落を受けて資源国通貨は値下がりした。

ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.1%下げて1ドル=110円78銭。対ユーロでは0.5%安の1ユーロ=1.1244ドル。

ユーロは欧州中央銀行(ECB)当局者の発言を背景に上昇した。ラウテンシュレーガーECB理事は景気回復は引き続き底堅く、成長の裾野は拡大を続けていると指摘し、成長へのリスクは均衡が取れているとの見解を示した。さらに「域内の物価上昇圧力は依然として弱く、賃金も同様なのは事実だ」と続けた。

ECB政策委メンバーのバイトマン独連銀総裁は「現在の景気見通しとリスクバランスの改善は、ECBのフォワードガイダンスを調整するべきなのかどうか、その時期はいつかについて政策委員会で議論が始まることを示唆している」と述べた。

トレーダーは雇用統計など米国で週内に発表される経済統計にも注目している。米連邦準備制度理事会(FRB)が31日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米経済はこの数週間に大部分の地区で「緩慢」ないし「緩やかな」拡大が続いた。ただ一部地区で楽観的な見方が後退したことを示す新たな兆候も見られた。

労働市場については「引き締まりが続き、大半の地区が広範な職種や地域にわたる人材不足を挙げた」とされた。ただし、「全地区において大半の企業は、緩慢ないし緩やかな賃金の伸びという最近の傾向にほとんど変化はないと指摘した」。多くの企業は「人材不足が最も深刻な分野」で労働者を引き付けるため賃金引き上げを提示していると報告した。

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最終更新:6/1(木) 6:47
Bloomberg