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NYメディアが背信続けるマー君を「エースなのにチームのマイナス」と批判

6/2(金) 6:36配信

THE PAGE

ヤンキースの田中将大は31日のオリオールズ戦に先発し、6回途中7失点で5敗目を喫した。これで4連敗。3回にトランボ、デービスにタイムリー安打を許し、ジョーンズには3ラン本塁打を打たれた。背信を続けるエースに対して、ニューヨークの地元メディアからは辛辣な批判の声が飛び交い始めた。
 ニューヨーク・デイリーニュースは「田中将大は、チームの“エース”であるが、ヤンキースにマイナスの影響を与えている」という厳しい論調で報道した。

「田中が不振に陥ると、いつも何か理由があるとしてきた。ケガか健康か、通常通りの登板間隔か、それともより休養を与えるか、捕手がロマインかサンチェスか。だんだんとこのようなことにも飽きてきた。水曜日の夜、カムデンヤードで田中が打たれるのを見ていたファンも、もううんざりしてきたにちがいない」と、皮肉たっぷりの表現で、もう不調の理由探しにも飽きてきたと述べている。

「(オリオールズ戦の)田中の成績は5回2/3を投げて9安打7失点。防御率は6.34。もし、田中が今シーズン終了後に契約条項を破棄できるオプトアウトを行使しなければ、3年6700万ドル(約75億円)が残っている」。田中がヤンキースに残留した場合の費用対効果についてまで触れた。

 さらに捕手ロマインの談話も掲載。「今日は甘いボールが多かった。コーナーを投げることができなかった」。今季の田中は、キャッチャーによって明暗がハッキリしていて、ロマインとの相性はよかったが、そのロマインの配球もオリオールズ戦では生きなかった。

 現在、ヤンキースは、ア・リーグ東地区首位をキープしている。しかし、同記事では、「ヤンキースは開幕から2カ月を終えて1位に留まっているが、これは田中が貢献したからではない。そして、これは何とか変えなければいけないことでもある」と、ハッキリと斬り捨てた。

 では、立て直しに秘策はあるのか。

 同記事では、「変えられるかどうかを予想するのは難しい。今シーズンの田中の問題は安定感に欠けるということなのだ。フェンウェイパークのレッドソックス戦やアスレチックス戦では、完投もできるような投球をするが、ここ最近の4試合のうち、3試合で6失点以上している」と見通しを説明。「田中の球威から、ヤンキースは彼が痛みを抱えているのではないと考えているが、しかし、コントロールが悪く、打者を抑えるための十分なボールを投げていない。これまでスプリットで圧倒してきたが、それもこれまでのようなものではない」と続けた。

「ヤンキースは敵地で調子を上げているブルージェイズとの4連戦が控えている。田中はこのシリーズでは投げない。こんなことを言うのはとてもクレイジーなことだが、それは今、良いことなのだ」と、田中が登板しないほうがチームにとってプラスになるというおかしな状況になっていると締めくくった。

 田中の不調の理由が分からず修正もできないことは米スポーツ専門局のESPNも指摘している。

「田中は評判を落としているが、ヤンキースには理由が分からない」というタイトルで報じたもの。。
「ヤンキースは誰も田中のことをあきらめてはいない。しかし、誰も答えを持っていない。これまでエースだった投手はかなり悪い投手になってしまっている」

 ESPNの記事は、ジラルディ監督の「ニンテンドー(テレビゲーム)ならば、いつでも修正ができるけど、これは人間がやっているのだから」という談話を取り上げ、テレビゲームを引き合いに出し、田中をかばったと伝えている。出口の見えないマー君のお尻にいよいよ火がついてきてしまった。
  

最終更新:6/2(金) 11:50
THE PAGE