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【香港】VISA、香港で新セキュリティー対策試行

6/2(金) 11:30配信

NNA

 米クレジットカード大手のVISAは、2019年4月に全世界で導入を目指す新たなセキュリティー対策を、香港で下半期(7~12月)に試験運用する計画だ。VISAはセキュリティー対策を強化することで、詐欺被害を現在から4割減らせるとみている。明報が伝えた。
 新セキュリティー対策の目玉は人工知能(AI)を利用した認証システムで、顧客の所在地や取引時間、消費習慣などから取引の信ぴょう性を分析する。VISAのアジア担当リスク管理者、ジョー・カニンガム氏によると、同システムは1秒間に6万件を超える取引の分析が可能で、疑わしい取引が見つかった場合にはAI自らが取引を中断する機能を持つという。
 生体認証技術を使った本人確認を導入するほか、顧客情報の流出防止に向け、インターネット上での決済にカード番号や有効期限などを暗号化する技術も取り入れる見通しだ。
 ■QRコードに業界標準を
 VISAはまた、スマートフォンを使ったQRコード決済の安全性を高めるために、インドやタイに倣い香港や中国本土でも業界標準を制定するよう提案した。
 VISAは2月、インドの決済会社であるNCPIや同業の米マスターカードなどとともに、QRコード決済の推進に向け業界標準の制定で協力している。

最終更新:6/2(金) 11:30
NNA