ここから本文です

ロバート“スパット”シーライトがプロデュース シカゴの生音ヒップホップ・バンドが新作を発売

6/2(金) 22:00配信

bmr.jp

ロバート“スパット”シーライトがプロデュース シカゴの生音ヒップホップ・バンドが新作を発売

ロバート“スパット”シーライトがプロデュース シカゴの生音ヒップホップ・バンドが新作を発売

男性ラッパーに女性ボーカルだけでなくホーン隊もメンバーに抱え、ジャズやソウル、ロックも呑みこんだヒップホップを聞かせることで話題のシカゴのグループ、サイドウォーク・チョークが、ニュー・アルバム『An Orchid Is Born』を2日に発売した。

元々はシカゴのコロンビアカレッジに通っていた、MCのリコ、ボーカルのマギー、そしてベース、ドラム、鍵盤の5人組として結成された2008年に結成されたサイドウォーク・チョーク。さらにトランペット、トロンボーンにタップダンサーも加えた8人編成という大所帯バンドとなり、地元紙Chicago Readerに「2010年のシカゴで最高のヒップホップ・アクト」と讃えられるなど生音ヒップホップ・バンドとしてシカゴを中心に精力的に活動した彼らは、2012年にルーペ・フィアスコ『The Cool』、『Food & Liquor』などのレコーディング・エンジニアを務めたグレッグ・メガースを共同プロデューサーに据えたデビュー・アルバム『Corner Stone』を発表。タップダンサーによるタップの音もフィーチャーされるという他のバンドにはない特長や、キャッチーなサウンド、ルーペ・フィアスコの後押しもあって話題を呼び、翌2013年1月に開催された〈Chicago Music Awards 2012〉では「もっとも傑出したバンド/グループ」として表彰。同年には日本盤も発売された。

2014年には2作目『Leaves』を、その翌年にはライブ音源で構成された3作目『Shoulder Session』を発表、現行ジャズ・シーンへの意識も見せ、新世代の生音ヒップホップ・バンドとして着実に進歩していったサイドウォーク・チョークが、ドラムとベースのメンバー・チェンジ、さらにタップダンサーの脱退と、ラインナップの変動はありつつも、新作『An Orchid Is Born』を完成。なんと今回は、スナーキー・パピーでの活躍でも知られ、ケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』にも参加していた人気ドラマーのロバート“スパット”シーライトをプロデューサーに迎えた。

全曲のプロデュースをロバート“スパット”シーライトに任せた同作は、「自分たちの中でもっとも野心的なアルバム」とメンバーが自負するように、新境地を見せる作品となっている。今回は、シカゴを離れてネブラスカ州オマハのスタジオ[Make Believe Studios]に籠もり、「音楽以外はない」という環境で集中的にレコーディング。意図的に、これまでのシカゴ・サウンドの影響から離れようと務めたという。また、これまでは顔を合わせてジャム・セッションする中から楽曲を作っていったものの、今回はそれぞれにアイディアを持ち寄り、そこから発展させていったのだとか。新メンバーとなったベースのジョッシュ・ローセンがシンガー・ソングライターでもあることから、ソングライティングにおいても新たなアプローチが出来たとのこと。“Bloom Again”のソングライティングでは、チャンス・ザ・ラッパー作品への参加で知られ、過去にも“G.L.A.D.”で共演したジャズ~ネオ・ソウル系女性ボーカルのリリー・Kも参加している。

なお、サイドウォーク・チョークの新作『An Orchid Is Born』は、前作『Shoulder Session』と同じく、テラス・マーティンの近作や彼の最新プロジェクト=ポーリーシーズのデビュー作を始め、マーク・ド・クライヴ-ロウやニコラス・ペイトン、RC&ザ・グリッツ、コーリー・キングらの作品をリリースするなど現行ジャズ・シーンを牽引する気鋭レーベル Ropeadope Recordsからの発売。ヒップホップ、R&Bファンだけでなく、ジャズ・ファンからも注目される作品となりそうだ。

1. Infinite Growth
2. Long Time Coming
3. Take The Time
4. The Sitcom
5. Trapped
6. The Prayer
7. We Burn You Down
8. Will We?
9. Tell Me Now
10. Dig
11. A Suite For Black Lives
12. Winterlude
13. Alright
14. Bloom Again
15. How
16. The Epilogue

最終更新:6/2(金) 22:20
bmr.jp