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阿見町、一時保管庫新設へ 放射性廃棄物

6/2(金) 5:00配信

茨城新聞クロスアイ

東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物を巡り、阿見町は1日、保管状況を強化するため、同町追原の霞クリーンセンター内に、新たに軽量鉄骨造りの一時保管庫を建設すると発表した。現在は同センターの倉庫に仮置きしている。同日の定例会見で明らかにした。

阿見町は現在、指定廃棄物の飛灰159・4トン(フレコンバッグ182袋)を同センターの倉庫に仮置きしている。放射性物質は昨年5月18日の再測定で、国の指定基準(1キログラム当たり8千ベクレル)を下回る5300~5900ベクレルだった。

新たな一時保管庫は、既存の倉庫から約50メートル離れた場所に建設する。軽量鉄骨造りの平屋建てで、延べ床面積約200平方メートル。壁や天井は合金を使う。壁は最も厚い所で約6ミリ。

指定基準を下回っているため、コンクリート造りにはできないという。費用は国が全額負担する。11月ごろ着工し、年内の完成を目指す。今年度中に廃棄物を運び入れる。

新設理由について町は「一時保管している倉庫は資材置き場として使っていることから手狭になった。人も出入りするので作業上の懸念もある」と説明した。

町は建設費4895万2千円を含む一般会計補正予算案を6日開会の定例町議会に提案する。 (鈴木里未)

茨城新聞社