ここから本文です

【タイ】ローソン、「くまモン」で認知度向上狙う

6/2(金) 11:30配信

NNA

 タイでコンビニエンスストア「ローソン108」を展開するサハ・ローソンは1日、熊本県などと共同で、県のご当地キャラクター「くまモン」グッズなどが当たるPRキャンペーンを開始した。タイで人気が高まっているくまモンを活用し、同国でローソンの認知度の向上を図る。
 サハ・ローソンの田村比鏡(たむら・これあき)社長は「くまモンの活用でローソンの知名度を上げるとともに、熊本県への観光客誘致につなげる」と述べた。両者の提携は、グループ会社で化粧品・衣料を販売するICCインターナショナルがくまモンの使用権を保有していることで実現。ICCは2015年11月、バンコクにくまモングッズ専門店を開設し、翌12月には熊本県とタイ人旅行者の誘致につなげる連携協定を結んでいた。
 熊本県商工観光労働部の担当者によると、県のタイ人宿泊者数は、13年の8,000人から16年に1万5,000人と約2倍に拡大。タイは香港や台湾に次いでくまモンの認知度が高く、県はキャンペーンを通じてタイ人旅行者の誘致を強化したい考えだ。
 キャンペーンはローソン108で、対象商品を含む70バーツ(約230円)以上の買い物をした人が応募でき、「くまモンクッション」や「くまモンバッグ」などの商品のほか、人気女優のパンケーキさんと行く熊本県のパッケージツアーなどが当たる。
 対象商品は、ローソンのプライベートブランド(PB)商品、熊本県産品を使った商品、協賛する約520社の商品。サハ・ローソンはプロモーションの開始にあたり、県産品の「紫芋」や「万次郎かぼちゃ」を使用したロールケーキやソフトクリーム、プリンを自社開発した。キャンペーンは8月31日まで、全国の88店舗で開催する。
 ■今年は50店の新規出店へ
 田村社長は、今年は初のフランチャイズ(FC)契約を結ぶ予定で、年内に50店舗の新規出店を目指す考えを明らかにした。タイのコンビニの人口カバー率は日本と比較して2分の1にとどまっていることから、コンビニ市場は伸びしろがあるとの見方を示した。
 タイではセブン―イレブンが約9,800店とダントツの出店数を誇るが、「今回のキャンペーンのようにほかのチェーンがやっていないことに取り組み、差別化を図る」と説明。サハ・ローソンは14年にも山梨県と提携し、富士山のPRキャンペーンを実施していた。
 サハ・ローソンは12年11月に設立。タイの消費財大手サハ・グループとローソンの合弁で展開している。

最終更新:7/7(金) 15:15
NNA