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台湾、風力発電普及に本腰 2025年までに4.2ギガワットへ

6/2(金) 20:13配信

中央社フォーカス台湾

(台北 2日 中央社)行政院(内閣)は1日、風力発電の普及を目指す「風力発電推進4カ年計画」を閣議決定した。2025年までには累積設備容量を4.2ギガワットに引き上げ、約1万人の雇用増や6135億台湾元(約2兆2684億円)の投資増、年間710万トンの温室効果ガス削減につなげるとしている。

同計画を策定した経済部(経済省)の報告によると、2017年~2020年に発電量の高いウインドファーム(集合型風力発電所)を開発するとともに、浅瀬で洋上のモデルウインドファームを建設し、4年間で652メガワットの設備容量増、1334メガワットの累積設備容量達成を目指す。中長期計画としてはオフショア発電や深海発電なども視野に入れ、2025年までに累積設備容量は4.2ギガワットに達する見込み。

林全行政院長(首相)は、太陽光エネルギーと風力発電はエネルギー転換と脱原発国家の実現、クリーンエネルギー産業の発展の上で重要な鍵を握っていると語り、風力発電の累積設備容量を4.2ギガワットに引き上げることで電源構成に占める再生可能エネルギーの割合は20%に高まると説明した。

政府は脱原発国家実現に向けて、2025年までに発電比率を▽再生可能エネルギー20% ▽天然ガス50%▽石炭20%に調整する目標を打ち出している。

(顧セン/編集:塚越西穂)