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土砂災害訓練、4日中心に 静岡県内全市町

6/2(金) 8:24配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 国、静岡県、市町と地域住民らが参加する土砂災害全国防災訓練が4日を中心に、静岡県内全35市町で行われる。梅雨時期を前に、土砂災害に対する警戒態勢の強化が目的。2016年8月の台風10号で岩手県の高齢者施設利用者9人が避難の遅れから亡くなったことを受け、5市町は要配慮者施設と連携した訓練を実施する。

 訓練は梅雨前線の発達で県内に土砂災害警戒情報が出て、各市町が避難勧告などを発令するという想定。4日には29市町が一斉に実施し、住民を中心に約2800人が参加する。

 市町と住民、要配慮者利用施設との間で情報伝達の手順を確認するほか、住民の避難や要配慮者の避難支援などの訓練にも取り組む。住民主体のハザードマップ作成や土砂災害防止講習会などを行う市町もある。

 県内には土砂災害警戒区域が1万4330カ所ある。県砂防課は「身近な地域の土砂災害リスクを事前に把握し、大雨の時に行政からの情報で的確な避難行動を取る“心の準備”を進めてほしい」と呼び掛けている。

静岡新聞社