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崔被告娘の勾留請求 業務妨害などの容疑=韓国検察

6/2(金) 11:26配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件と関連して、検察は2日未明、名門・梨花女子大への不正入学で崔被告と共謀した容疑などで娘のチョン・ユラ容疑者(20)の勾留を請求した。

 逮捕状に記載された容疑は刑法上の業務妨害、偽計による公務執行妨害、外国為替管理法違反の三つとされる。

 乗馬選手だったチョン容疑者は2015年度に梨花女子大の体育特技者の選考当時、アジア大会の金メダルを持参して面接官に見せるなど、規定に反して合格したとされる。在学中は授業に出席せずに単位を取得し、教授が代わりに課題を作成するなど特別扱いを受けたという。

 また、検察はチョン容疑者が高校在学中に公欠扱いを受けるために乗馬協会名義の虚偽の文書を提出するなど、偽計による公務執行妨害の疑いがあると判断した。

 このほか、検察はチョン容疑者が当時の韓国外換銀行(現KEBハナ銀行)から融資を受けた金をドイツの不動産購入資金、デンマークでの生活資金などに使用し、外国為替管理法に違反した事実もつかんだという。

 チョン容疑者は15年12月に江原道・平昌の土地を担保に当時の同行から信用状の交付を受け、同行ドイツ法人から24万ユーロ(現在のレートで約3000万円)、昨年1月に崔被告所有の銀行預金を担保に14万5000ユーロの計38万5000ユーロを借りた。

 検察は先ごろ崔被告の側近だったノ・スンイル前Kスポーツ財団部長を参考人として取り調べ、チョン容疑者が15年に現金2万5000ユーロを税関に申告せずにドイツに持ち出したという証言を確保したと伝えられた。

 しかしチョン容疑者は2日間の検察の取り調べに対し「何も知らない」と容疑を否認し、不法行為は崔被告が計画・実行したものだとして法的責任を逃れようとしていると伝えられた。 

 検察はチョン容疑者がデンマークから強制送還される大韓航空機に搭乗した直後の先月31日に身柄を拘束し、検察庁に連行して取り調べた。翌日の1日にも、午前10時から深夜まで取り調べを行った。

 検察はチョン容疑者の身柄を確保した後、追加捜査を行って収賄容疑を適用するか検討する方針。チョン容疑者の勾留質問は2日午後2時、ソウル中央地裁で行われる。

最終更新:6/2(金) 11:56
聯合ニュース