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ツアー選手権は最難関「17番パー4」攻略が優勝へのカギ

6/2(金) 12:17配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ】

 大会初日は4アンダー首位タイに8選手が並ぶ混戦模様になった。しかもアンダーパーは32選手。

 ラフが伸びて、高速グリーンと例年タフな設定で知られ、昨年大会の優勝スコアは2アンダー、4日間アンダーパーは2人だけだった。初日にスコアが伸びたのは、あくまで天候が原因だったようだ。

「昨年大会は雨が少なくグリーンの硬さを示すコンパクションが25・5。これだとフェアウエーからでもグリーンに止まりにくい。今年は24.5です。1ポイントの違いですがフェアウエーからならグリーンに止まる。しかも初日は雨が降ってグリーンが軟らかくなりボールが止まりやすくなったのも好スコアが出た要因だと考えられます」(ツアースタッフ)

 今大会は日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催する唯一の試合だ。

 通常大会は大会スポンサーが主催者となり、コース設定にもスポンサーの意向を取り入れることになる。「観客に多くバーディーを見せたい」というのならやさしくなる。

 つまり今大会はJGTOがスポンサーに気兼ねすることなく好きなようにできるわけだ。

「今週のコースセッティング担当は田島創志プロです。優勝者にはWGC・BS招待(8月3日開幕)の出場権が与えられるため、世界のトッププロが集まるフィールドでもちゃんと対応できることを想定して設定しています」(前出のツアースタッフ)

 見どころは打ち出しが狭く圧迫感を感じ、しかも距離の長い17番パー4(481ヤード)だ。

 初日平均スコア4.454と最も難易度が高かった。右OBを避けて左ラフに曲げたら、つま先下がりの深いライから2オンは不可能になる。フェアウエーをキープし、200ヤード近く残る池越えの2打目にグリーンをとらえる技術がなければボギーやダブルボギーの確率は高くなる。

 終盤の優勝争いでキーになるホールなのだ。日本人プロが準メジャーWGC・BS招待に出場できるかは最難関17番の攻め方で分かるわけだ。