ここから本文です

ロッテ投手陣を奮起させた内のコトバ

6/2(金) 16:32配信

東スポWeb

 ロッテが阪神戦に8―1で逆転勝ち。連敗を3で止めた。

 伊東監督は「(同一カード)3連敗しなかったことが良かった。唐川はいきなり打たれたけど、手応えのあるボールを投げていた。四球もなかったことが評価できる。ただ、ひとつ勝ったぐらいで安心はできないですから」と、7回1失点で2勝目を挙げた先発の唐川を評価したが、その一方ではこの日も最後を締めた内竜也投手(31)の言葉が、投手陣を奮い立たせているという。

 それは5月12日の日本ハム戦(東京ドーム)の、試合前投手ミーティングでのことだった。内が、中継ぎ陣を集めてこうゲキを飛ばした。

「一球一球を大事にしよう。一球たりとも悔いの残らないように」

 これまでの内は、チームメートの前で進んで発言をするようなタイプではなかったが、そんな内の思わぬ行動に「ブレずにやっていこう」と、投手陣の結束が高まったという。

 それでも、その発言に至るまで、内自身には葛藤もあったようだ。

「内もケガなどで1年を通して活躍したことがない。それが理由で『自分なんかが言っていいのか』と発言を迷っていた」(英二投手コーチ)

 それでも本来ならメッセージを伝えるべき立場の涌井や石川らの主力投手が不調ということもあり、意を決したよう。だからこそ、内の発言がチームに与えた影響は大きかった。

 新人の有吉は「内さんの話を聞いて改めて初心に戻るというか。内さんは自分がダメだった時にもアドバイスをくださって。本当は内さんが一番最後の(守護神の)つらいところをやっているのに気を使っていただいているんです」。英二コーチは「もともとウチの子たちはおとなしい選手が多い。それでも内の発言をきっかけに、少しずつメッセージを発信する選手が増えてきた。選手が選手を育てる環境は強いチームには必要不可欠。この方向性は間違っていないと思うよ」という。

 ロッテが再浮上する日が来るのは、そう遠くないかもしれない。

最終更新:6/2(金) 16:56
東スポWeb

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合6/28(水) 15:20