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巨人 泥沼7連敗の窮地に阿部提案「バカになれ」

6/2(金) 16:32配信

東スポWeb

 巨人が1日の楽天戦(Koboパーク)で、2―3の逆転負けで泥沼の7連敗を喫した。好投のルーキー・池田を見殺しにしたばかりか、相手先発・則本に12三振を奪われ、プロ野球新記録の7試合連続2桁奪三振の達成を許した。

 チーム14試合ぶりの一発も空砲に終わった。村田が4回に則本から先制2ランを放ち、プロ初先発の池田は5回無失点の好投。しかし、2番手の田原がわずか3球でアマダーに同点2ランを被弾し、3番手の森福も勝ち越し点を献上。1点を追う9回無死一、二塁のチャンスでは長野がバントを空振り、飛び出していた二走・重信が捕手からの送球で刺され、接戦を落とした。

 昨年5月以来の7連敗で借金も4に膨れ上がった。試合後、由伸監督は「(2点を先制して)そのまま持っていきたかったんですけど」と振り返り、田原については「こちらも言いようがありません」と語った。指揮官は暗くならないように努めながらコメントしたが、連敗続きでチーム内のムードは沈む一方だ。

 起爆剤となる一手もなかなか見当たらない中、この窮地をどう乗り切っていけばいいのか。ベテラン・阿部が出したヒントは“バカになれ”だ。2007年から14年までキャプテンとしてチームを束ねた背番号10は「勝つことが一番のクスリだったよね」と振り返るが、今はその1勝が遠い状況だ。そんな時こそ主将時代は「(周囲に)とにかく『笑ってろ』とよく言っていたかな。周りに『コイツ、バカじゃねえの?』って思われるぐらい笑えって言ってたな」(阿部)という。

 この日の試合前練習でも室内練習場に漂う空気は重かった。主に盛り上げ役をこなしていたのは脇谷や阿部らベテラン勢でチームスタッフからも「暗すぎるだろ」との声も上がっていた。阿部はすでに坂本へ主将の座を託しているため“バカ化のススメ”を押しつけるつもりはないが…。突破口がなければ、無理やりにでも明るく振る舞い、士気を高めるのもいいかもしれない。

最終更新:6/2(金) 17:02
東スポWeb