ここから本文です

3勝目をマーク 中日・鈴木の良し悪し次回登板が試金石

6/2(金) 16:32配信

東スポWeb

 中日が1日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に5―1で勝ち、連敗を3で止め、セ・リーグ最下位から脱出した。プロ4年目の鈴木翔太投手(21)が大仕事。8戦連続2桁安打をマークしていた好調・ソフトバンク打線を相手に8回途中、6安打1失点の好投で3勝目をマークした。

「何とか(ソフトバンクの)勢いを止めようと一球一球、勝負球と思って投げた。気が抜けない打線なので一人ひとり集中したことが良かった」と鈴木。吉見、大野とエース格が次々にソフトバンク打線にやられていただけに、森監督は「ああいう投球をしてくれるとは。うれしい誤算」と喜んだ。

 もっとも鈴木が首脳陣の信頼を確実にするためには、次回登板が大きな試金石となる。鈴木には“二面性”とも言える癖があるからだ。ビシッといい投球をしたかと思えば、次の登板ではまるで制球が定まらなくなる。「どっちが本当の鈴木なんだ」と首脳陣も頭を抱えるほどの両極端ぶりだ。

 6回2失点投球で2勝目を飾った5月24日のDeNA戦(横浜)では1試合の中でも“二面性”が出現。1、2回は好投を見せたが、3回に突如、制球に苦しみはじめ、投手のウィーランドに四球を出す大失態などで失点。続く4回にも二死満塁からウィーランドに押し出し四球を与え、森監督も「2人いるからわからない。“良い鈴木君”と“知らない鈴木君”」と首をかしげるばかりだった。

 ソフトバンク打線を封じたこの日の投球に指揮官は「2人の鈴木を見なくて済んだ」とホッと胸をなで下ろしたが、次回も“良い鈴木君”とは限らない。たまたま良かったのか、成長した証しなのか。次の登板で結果が出る。

最終更新:6/2(金) 17:05
東スポWeb