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【舩越園子の目】流れ変えた11番 松山13位発進

6/2(金) 12:41配信

デイリースポーツ

 「米男子ゴルフ・メモリアル・トーナメント」第1日(ミュアフィールドビレッジGC=パー72)

 マスターズのころと比べると、松山英樹がほっそりしている。もちろん、病的な「げっそり」ではなく「すっきり」という感じだ。

 試合会場以外での練習内容やトレーニング方法は“企業秘密”ゆえ、そうそう明かされることはないのだが、鍛錬して、かなり肉体を絞ったであろうこと、猛暑の中で猛練習を積んでいるであろうことは今の松山の姿が如実に物語っている。

 だが、一目瞭然ではわからないのは、時折り試合中にパッティングの方法を変えていること。傍から眺めていても、まずわからない。少なくとも私の目にはわからず、きっと微妙な変更なのだろうと思うのだが、松山いわく「自分の中では、かなり変えた。7番で3パットして8番で入って9番で外して、何かを変えなきゃと思って」。

 その“ニュースタイル”のパットが「11番で入ってほっとした」。その11番パー5ではティーショットが「池の左へ飛んだけど木に当たって(フェアウエーに)戻るラッキーがあった」。パットも入り、バーディー獲得。「そこから伸ばせた」。

 前半38、後半32。2アンダーで回れたことは「奇跡的な感じ」。松山が珍しくが口にした「奇跡」という言葉には、試行錯誤の実りと幸運が同じホールで重なったうれしい偶然があった。

(在米ゴルフジャーナリスト)