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みまひな、コンビ結成わずか4か月で女子復16年ぶりメダル決めた!

6/3(土) 6:04配信

スポーツ報知

◆世界卓球 第5日 ▽女子ダブルス準々決勝 伊藤・早田4―0杜凱キン・李皓晴(2日・ドイツ・デュッセルドルフ)

 【デュッセルドルフ(ドイツ)2日=林直史】日本、メダルラッシュだ! 女子シングルスは平野美宇(17)=エリートアカデミー=が準々決勝で世界ランク4位のフェン・ティアンウェイ(シンガポール)を4―0で下し、48年ぶりのメダルが確定した。女子ダブルス準々決勝は伊藤美誠(16)=スターツ=、早田ひな(16)=福岡・希望が丘高=組が香港ペアを下して4強に入り、16年ぶりメダル。男子ダブルス準々決勝は丹羽孝希(22)=スヴェンソン=、吉村真晴(23)=名古屋ダイハツ=組と大島祐哉(23)=木下グループ=、森薗政崇(22)=明大=組がともに勝ち、46年ぶりの2ペア同時メダル。男子シングルスは張本智和(13)=エリートアカデミー=が4回戦に進んだ。1日には混合ダブルスで前回銀の吉村、石川佳純(24)=全農=組の2大会連続メダルが確定した。

 結成わずか4か月の16歳「みまひな」コンビが、2001年の武田明子、川越真由組以来、16年ぶりのメダルを手に入れた。伊藤と早田はともに声を出しながら調子を上げていくタイプ。きれいにそろったかけ声とガッツポーズが響くにつれ、香港ペアとのスコア差が開いていった。ストレート勝利で準決勝進出を決めると2人で抱き合い、伊藤は「うれしいです」と声を弾ませた。

 ともに小学生だった頃からお互いの存在を知っていたが、将来ペアを組むとは「思ってもいなかった」と口をそろえる。20年東京五輪に向け、ダブルスの強化を目指す馬場美香監督の方針で、コンビを組んだのは1月の全日本選手権後。早田が膝を痛めていたため練習機会もほとんどなかった。デビュー戦は4月のアジア選手権。そこから1か月半で、世界と渡り合えるだけの強さを見せつけた。

 一緒に過ごした時間は少なくとも、ダブルスにかける思いは強い。伊藤は直前にシングルス4回戦を戦い、世界ランク3位の朱雨玲(中国)に2―4で敗れた。打倒・中国を掲げてきただけにショックはあったが、「勝てた試合だったので悔しかったけど、ダブルスがある。メダルを取りたい気持ちが強かった」。新調した中国製ラバーの感触を確かめるため、落ち込む暇もなく練習場に直行した。

 膝に不安を抱える早田は「朝起きるとゼロに戻っている。悪くはないです」と気丈に話したが、試合中に痛みに襲われることもある。それでも、同学年の平野美宇と伊藤の背中を追いかけてきただけに「『みうみま』が本当に強かった。この2人がいなければ、今の自分はいない」。2人と肩を並べ、世界の舞台で戦えていることが誇らしかった。

 準決勝(日本時間5日)は世界ランク1、2位の丁寧、劉詩ブン(中国)組と対戦する。伊藤は「ダブルスならチャンスはあると思う」。シングルスで果たせなかった中国超えへ、自信を見せた。

最終更新:6/3(土) 8:08
スポーツ報知