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「庭園」で国際交流 マクローリン氏らシンポ

6/2(金) 10:19配信

福島民報

 英国ロンドンのホーランド・パークにある福島庭園の整備に尽力した元ホーランド・パーク園長、バリー・マクローリン氏を招いた講演会とシンポジウム「海外の日本庭園を学び・考える」は1日、福島市のこむこむで開かれた。参加者は日本と英国の人々の心をつなぐ福島庭園を活用した友好促進を誓った。
 日本公園緑地協会と福島民報社の主催で約200人が参加した。マクローリン氏は「日本庭園を通じた文化交流-ロンドンに開園した福島庭園-」と題して講演。「福島庭園は訪れた英国人が日本の歴史と自然に興味を持つだけでなく、東日本大震災の(被災者への)共感も得られる」と意義を説明した。第25回佐藤国際交流賞を受賞した喜びも語った。
 シンポジウムは東京農大名誉教授の蓑茂(みのも)寿太郎氏がコーディネーターを務めた。福島民報社の安斎康史会津若松支社長、福島庭園を設計・施工した京都の北山造園代表の北山安夫氏、東京農大国際日本庭園研究センター長の鈴木誠氏、国土交通省都市局公園緑地・景観課国際緑地環境対策官の望月一彦氏がパネリストとなった。世界各国の日本庭園を活用して来日する外国人観光客を増やす取り組み、文化交流の場として庭園を整備する必要性などについて意見を交わした。
 福島庭園は平成24年7月に福島民報社の復興大使派遣をきっかけに開園した。今年10月には福島県本宮市に英国庭園が開園し、福島庭園と姉妹協定を結ぶ予定。

福島民報社

最終更新:6/2(金) 11:15
福島民報