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発想をくるり!「孤食」をお子さまが成長するきっかけにしよう!

6/2(金) 10:01配信

ベネッセ 教育情報サイト

最近、孤食という言葉をよく聞きませんか?一人だけ、あるいはお子さまだけで食事をする「孤食」が、お子さまの成長に悪い影響を与えていると社会問題になっているのです。
しかし共働きや、ひとり親の家庭ではなかなか解決できる問題でもありません。そこで今回は孤食とどう付き合っていけば良いのかについてご紹介します。

孤食によって欠けてしまう、食事が本来持つメリット

孤食が増えると、どのような影響があるのでしょうか?
まずは保護者の目が届かないところでご飯を食べるため、自分の好きなものばかりを食べるようになります。好きなものばかりを食べるということは食事のレパートリーが減るということなので、好き嫌いが激しくなる可能性があるのです。
また、食事には「家族の団らん」という役割もあります。食事は、ただご飯を食べるだけでなく家族が同じテーブルを囲んで楽しく話をする場でもあります。例えば、何かお子さまに悩みごとがあっても折り入って相談するのは勇気が出ないということもあるでしょう。そんなときに、食事時の会話は悩みを打ち明けるきっかけになるなど、重要なコミュニケーションの場となります。
さらに、一緒に食事をとることで、食事に関するマナーやルール、エチケットなどを保護者からきちんと教えてもらえます。その中には、食べ物を取り分けるなど、他人への気遣いなども含まれるでしょう。
家族での食事には本来そうしたメリットがありますが、孤食ではそれらが欠けてしまう恐れがあるのです。

太ったり、痩せたり……。孤食によって身体的な影響も

一方、孤食の悪影響は体にも出てきます。好きなものばかりを好きな量だけ食べるようになるため、体重が増えすぎたり、その反対に栄養がしっかりとれずに成長を妨げられたりするのです。 また食べ物の味は舌にある味蕾(みらい)という器官で感じ取りますが、その味蕾が発達する時期に濃い味に慣れてしまうと味覚が育たなくなります。「味がうすい」と言って、何にでも醤油やソースをかける濃い味付けが好みのお子さまになってしまうこともあるのです。
もちろん一人の食事は楽しくありませんから食も進みませんし、育ち盛りの時期にもかかわらず食事の量が増えない危険性があります。そのためお腹が空いても食欲が湧かず、元気が感じられないようになるかもしれません。

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