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「あたしあたし詐欺」連日被害発生 娘装う電話、女版“おれおれ”

6/2(金) 6:01配信

上毛新聞

 息子や孫を装って現金をだまし取る「おれおれ詐欺」で、娘を名乗る電話にだまされた被害が5月29、30日に群馬県内で連続して発生した。県警は新たな犯行形態として注意を呼び掛けている。

男のイメージ逆手か

 29日午前、太田市の女性(70)方に娘を装う女から「現金を用意しないと弁護士と示談できない」などとうその電話があった。同日夜から30日午後にかけて、千代田町の男性(79)方にも娘を名乗る女から電話があった。女性と男性は埼玉県内で現金250万円をだまし取られた。

 県警によると、娘を名乗る電話の相談は以前からあったが、被害が確認されたのは29日の事案が初めて。県警幹部は「女性版おれおれ詐欺だ。犯行グループは男というイメージを逆手に取った可能性がある」とみている。

 キャッシュカードをだまし取られ現金が引き出される詐欺被害は、5月20日までに15件発生し、昨年1年間の8件を大きく上回っている。被害に遭ったのはいずれも70歳以上の高齢者で、被害額は計約2480万円に上る。生活安全企画課は「警察官などがカードを預かったり、暗証番号を聞いたりすることは絶対にない」としている。

上毛新聞社

最終更新:6/2(金) 6:01
上毛新聞