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水着でなくても的確指導 村営プールのオープニングで田中雅美さん 北海道中札内村

6/2(金) 14:04配信

十勝毎日新聞 電子版

 中札内村の村民プール「すいすい」(東4南8)が1日にオープン、こけら落としのイベントとして、シドニー五輪競泳銅メダリストの田中雅美さん(38)=遠軽町出身=が、完成したばかりのプールで水泳少年団の児子どもたちを指導した。

 新プールは村内2カ所のプールを統合。6コースに分かれた長さ25メートルのプールと、新たに幼児用プールとジャグジー2基を設けた。

 この日は、少年団に所属する小学1~6年生26人が新しいプールでの練習に参加。田中さんはシドニー五輪女子400メートルメドレーリレーの銅メダルを児童に披露した後、現在は妊娠中のため、プールの外から身ぶり手ぶりを交えて約1時間指導した。

 田中さんはクロールを泳ぐ時に「へそを必ず下に向けることを意識すれば速くなる」などとアドバイス。中札内小6年の女子児童は「顔の向きや手の動かし方がよくわかった。新しいプールで練習してクロールの記録を5秒縮めたい」と話していた。

 田中さんは練習後、「(子どもたちは)水に慣れていて短い時間でもうまくなった。子どもから大人まで交流や健康につながる良いプールになってほしい」と語った。

 指導後、文化創造センターで講演会も開かれた。田中さんは最後の出場となったアテネ五輪の200メートル平泳ぎを振り返り、「4位でメダルに届かなかったがゴールにタッチした瞬間は幸せだった。一生懸命練習した結果が4位だったので、後悔はしたことがない」と話した。(深津慶太)

十勝毎日新聞