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マカオ科技大学で今週2度目の「替え玉受験」発覚=依頼者と受験者の双方逮捕、いずれも中国人留学生

6/2(金) 11:15配信

マカオ新聞

 昨日(6月1日)、本紙でマカオ・コタイ地区にある「マカオ科技大学」(私立)で先月(5月)29日に発生した学科試験の「替え玉受験」で依頼者と受験者の2人の女子学生が逮捕された事件を報じたばかりだが、5月31日にも同大学で同様の事件が発覚し、逮捕者が出ていたことがわかった。

 マカオ治安警察局が6月1日に発表した内容によれば、先月31日午前に行われた「バンケット・マネジメント」の学科試験において、会場を巡回していた担当教授が自身の受け持つ学生ではない者が受験していることに気づき、身分証を確認したところ、粗悪な品質で偽造が疑われたことから、警察に通報したという。

 その後の警察の調べて、この身分証が偽造された者であることが確認されたことから、依頼者で同大学に通う中国・広東省中山出身の男子留学生(24)を身分証偽造ほう助及び非法雇用、受験者でマカオの別の大学に通う福建省出身の男子留学生(21)を偽造身分証行使の疑いで逮捕した。

 警察の調べに対し、依頼者はスマートフォン用のメッセンジャーアプリを使って代理受験者を見つけ、5科目分を8000人民元(日本円換算:約13万1000円)で依頼し、2000人民元(約3万3000円)をネット決済で支払ったと話したという。また、代理受験者の写真などの資料を受け取り、同じメッセンジャーアプリを使って250人民元(約4000円)で偽造身分証の作成を依頼し、広東省珠海市で女から受け取ったとのこと。代理受験者の供述も概ね依頼者と一致しているという。

 なお、5月29日の事件では、マッチングと偽造身分証の手配を行う中間業者の存在も取りざたされており、警察が詳しい捜査を進めている。

最終更新:6/2(金) 11:31
マカオ新聞