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岡山・真庭でモリアオガエルが産卵 生命育む神秘の泡

6/2(金) 8:10配信

山陽新聞デジタル

 命育む白い揺り籠―。岡山県真庭市蒜山地域でモリアオガエルが産卵期を迎えた。水辺の草むらや木の枝などにできた泡状の卵塊が生命の神秘を感じさせている。

 モリアオガエルは主に本州に分布し、岡山県内では中北部などに生息。県版レッドデータブックで絶滅危惧2類に指定されている。産卵の際、体長6~8センチの雌1匹に一回り小さい雄が数匹寄り添い、粘液などを脚でかき回して直径10~15センチの卵塊を作る。中には300~800個の卵があるとされ、1週間ほどでオタマジャクシになって水の中に落ちていく。

 津黒いきものふれあいの里(同市蒜山下和)では例年と同じ時季の5月25日に最初の卵塊を確認した。1日未明には、前日夕方からの雨に誘われたカエルたちが池の周りに集まり「コロロロロ」と求愛の大合唱。草の間などで命の営みを繰り広げていた。産卵は今月中旬まで続く見込み。

 同ふれあいの里では3日午後1時から観察会を開催、専門家の案内で産卵場所を見学する。申し込み不要。参加無料。問い合わせは同ふれあいの里(0867―67―7011)。