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天龍革命30周年、また見たい反骨精神…金曜8時のプロレスコラム

6/2(金) 8:03配信

スポーツ報知

 天龍革命から今年が30周年だという。4日にUDX秋葉原で開催される「Revolution30th記念 レボフェス」の案内をもらって気付いた。「1987年6月4日に産声を上げた『Revolution』 この天龍のムーブメントから30年…」と書かれてあった。

【写真】主演映画の舞台挨拶でチョップのポーズを決める天龍源一郎

 当日は天龍番記者や天龍ファンが集い「革命前夜」「龍原砲誕生秘話」を語るほか、コスチュームや入場曲「サンダーストーム」の変遷。記念トロフィーや秘蔵写真の展示など、天龍源一郎(67)を盛り立てるフェスになるという。

 天龍革命とは、天龍源一郎が、阿修羅原(故人)とともに、当時所属していた全日本プロレスの本隊から離れて別行動を取り、エースのジャンボ鶴田(故人)、元横綱の輪島大士(69)らに抗争をしかけたことに端を発する。黒地に黄色で「Revolution」と書かれたジャケットはカッコよかった。先週に書いたが、力をセーブしているんじゃないかという意味で最強説が根強かったジャンボ鶴田(今回はあえて敬称略)を本気にさせた革命だった。

 原との龍原砲だけではなく、スタン・ハンセン(67)との龍艦砲、さらにはザ・ロード・ウォリアーズとの暴走戦士トリオも天龍だからカッコよさで見劣りしなかった。龍原砲のサンドイッチ延髄斬りでハンセンを失神させたり、鶴田を怒らせるあまり、パワーボムで失神させられたり、テーマ曲さながらにマットに「サンダーストーム」を起こした。ジャイアント馬場(故人)から弟子として初めてピンフォールを奪った後は、全日本を飛び出し、新日本では、アントニオ猪木(74)、長州力(65)、藤波辰爾(63)を総なめにした。

 “インディーのカリスマ”大仁田厚(59)の有刺鉄線電流爆破デスマッチに、“メジャー”選手として初めて乗り込んだのも天龍だった。神宮球場でUWFインターナショナルの高田延彦(55)と頂上対決を行った時(1996年9月11日)、控え室にあいさつに行くと「報知が取材に来るぐらい業界が盛り上がらないとね」と言ってニヤッと笑った。他紙と違ってなかなかのビッグマッチでない限り紙面で取り上げないスポーツ報知にまで、反骨心を持っていたのだった。

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最終更新:6/2(金) 8:03
スポーツ報知