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群馬県大泉町=ブラジリアンプラザ再出発=4日プレ開館、来年は史料館も=日系人がルーツを知る場所に

6/2(金) 7:05配信

ニッケイ新聞

 群馬県邑楽郡大泉町に『ブラジリアンプラザ』が4日に、ブラジル人向けコミュニティセンターとして改装されて再出発する。本格的な開館は来年6月の予定。施設内には外国人障がい者児童施設、パーティー会場、移民史料館の設置などが予定されている。同施設を所有するアバンセコーポレーションの代表取締役、林隆春さん(67、岐阜県)=愛知県一宮市=が先月23日に来社した折、同施設の計画や在日日系伯人の現状を聞いた。


 ブラジリアンプラザは08年のリーマンショックにより日系伯人が激減し、開店休業状態となっていた。「ブラジルタウン」大泉町のシンボル的な場所でもあり、林さんが「在日日系コミュニティの拠点にしたい」と考えて買い取った。
 リーマンショック後にサンヨーの大工場が中国に移転して雇用が減り、コミュニティの指導者的日系人の多くが帰伯してしまった。にも関わらず、伯人にとって便利な地域なだけに町内のブラジル人人口は増加の一方で、90年代の10%からいまは13%まで増えているという。
 プラザ内には外国人障がい者児童を引き受けるデイケア施設、地域のブラジル人が結婚や誕生日などに使える貸し出しパーティー会場などをプレ開館として始める。
 1908年から始まるブラジル日本移民の歴史から現在のデカセギまでを一つの流れで説明する移民史料館や、ブラジル人児童が手軽にポ語書籍にふれられるような図書室が作られる予定。「地域の住民同士の交流はもちろん、日本に働きに来た伯人、永住を決めた人、その子どもらが自分たちのルーツを知り、未来を考える場所にして欲しい」と期待した。
 幅広いコミュニティセンターであると同時に、日本人が訪れたときに立ち寄る観光の名所にする方向性も持っている。日本人のためにも旅行会社JTBやはとバスと協力して同プラザの資料館や町内の観光など「日系人を理解する」という目的を含んだ『バスで南米を訪ねようツアー』も計画している。

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最終更新:6/2(金) 7:05
ニッケイ新聞