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老後資金計画の全国1位は岡山県 日銀支店リテラシーリポート

6/2(金) 8:50配信

山陽新聞デジタル

 金融知識が豊富で、老後の備えも万全―。日銀岡山支店(岡山市北区丸の内)が1日発表した個人の金融リテラシー(知識・判断力)に関するリポートで、岡山県民のこんな姿が浮かび上がった。全国アンケートを基に分析した結果、老後の資金計画を立てている人の割合が全国トップだったほか、正誤問題の正答率でも上位にランクイン。同支店は「堅実で勤勉な県民性が表れた」としている。

 日銀に事務局を置く金融広報中央委員会(東京)が昨年2~3月、全国2万5千人(18~79歳)を対象に行ったアンケートの結果を、岡山支店が独自に分析。県民性を把握し、金融政策の参考にするため、県内372人の回答を集計し、全国での順位を調べた。

 老後の資金計画を立てている人の割合は、岡山が43・0%で首位。次いで奈良(42・8%)、福井(42・4%)、熊本(41・3%)、香川(39・3%)など。病気や介護といった緊急時に備えた資金を確保している人の割合についても、岡山(57・8%)は7位に食い込み、トップの徳島は61・2%だった。

 金融取引や保険、家計管理などに関する知識を問う正誤問題(25問)の正答率では、岡山は58・0%で4位。奈良(60・5%)、香川(59・4%)、京都(58・2%)に次ぐ好成績を収めた。

 一方、学校などで金融教育を受けた経験のある人の割合では、岡山(5・9%)は全国30位。正誤問題の正答率でも、18~19歳は男37・6%、女25・6%とそれぞれ全国平均(男39・0%、女29・4%)を下回った。同支店は「若年層の金融教育環境では改善の余地がある」としている。