ここから本文です

7~9月積みアルミ対日プレミアム交渉、4%安の123ドルと128ドル提示

6/2(金) 6:01配信

鉄鋼新聞

 17年7~9月期積みアルミ対日プレミアム(割増金、CIF・MJP)長契交渉が、海外アルミ生産者と国内需要家との間でスタートした。商社筋によると、一部の海外アルミ生産者側は前回の4~6月期積みから4%安となる123、128ドルを提示したもようだ。「一部生産者からは据え置きを要請された」(同)向きもあるが、引き下げとなれば16年10~12月期積み以来3四半期ぶり。日本、米国におけるスポットプレミアムの軟調を反映したかたち。

 対日プレミアムは、指標となるロンドン金属取引所(LME)のアルミ先物価格に運賃や手数料、日本国内の需給に応じた額が上乗せされる割増金。アジア、北米、欧州などの海外スポット取引価格も考慮される。足元のLMEアルミ価格に今回のプレミアムを上乗せすると2046~2051ドルとなり、1993ドルとなり、前回比約3%高の水準となる。
 国内のアルミ港湾在庫は4月末時点で25万300トンと、2カ月連続で減少。自動車向けや缶向けの板材需要などが堅調に推移していることを反映し、適正水準とされるレベルまで圧縮が進んだ。一方、アジア全体では依然として供給過剰感が意識されており、米アルコア、英豪リオティントなど大手製錬メーカーは若干の引き下げを提示したという。大勢は今月末ごろに決まる見込み。

最終更新:6/2(金) 6:01
鉄鋼新聞