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ブラジル人サッカー選手=エーデルソンがMシティに移籍=キーパー史上2位の契約金で

6/2(金) 7:12配信

ニッケイ新聞

 ポルトガルの名門サッカー・クラブ、ベンフィカは1日、同チームのブラジル人キーパー、エーデルソン(23)が、イングランド・プレミアリーグの強豪、マンチェスター・シティに移籍することが決まったと発表した。
 ベンフィカによると契約金は4千万ユーロ(1億4500万レアル)だという。これは世界歴代のゴールキーパーでは、イタリアの名キーパー、ブッフォンが2001年にパルマからユベントスに移籍した際に記録した5200万ユーロに次ぐ2位となる。
 エーデルソンの移籍が話題となったのは、彼がベンフィカでここ数年、急激に台頭して名を上げた選手だったからだ。エーデルソンはポルトガルの国内リーグや、欧州のチャンピオンズ・リーグで好セーブを見せているうちに話題となった。とりわけ、シティ監督のペップ・グアルディオーラは、シーズン中から彼の獲得を熱望していた。ブラジル人選手が好みのペップとしては、今年1月の移籍後にすぐ、シティのセンターフォワードのレギュラーを獲得したガブリエル・ジェズスと並ぶ看板選手にしたい模様だ。
 ただ、セレソンでも正センターフォワードのジェズスと比較すると、エーデルソンのブラジル国内での知名度は決して高くない。現に、セレソンでも最近になって召集されはじめた状態で、まだ正キーパーは1歳年上のアリソン(ASローマ)がつとめている。
 それはエーデルソンのキャリア上の問題が大きい。彼はサンパウロ市郊外のオザスコで生まれ、サンパウロFCでユースを過ごしていたが、16歳にしてポルトガルにわたり、そこでキャリアを積んでいた。
 ポルトガル一の強豪のベンフィカには2015年に入団したが、そこには10、14年のW杯でセレソンのレギュラー・キーパーだったジューリオ・セーザルがいた。エーデルソンは出身国の先輩のプレーを間近で見る環境を生かし、次第に同チームでの出場試合数を増やした。
 さらに今年2月には、94年W杯のセレソン正キーパー、タファレルが、ポルトガルでエーデルソンのプレーを「輝かしい未来が待っている」と絶賛。エーデルソンはほどなくセレソン入りしているが、キーパー・コーチはタファレルだ。
 エーデルソンは、予想だとシティで早くもチャンスを与えられそうだという。それは、期待されていたチリ代表キーパーのクラウディオ・ブラーボが不調でレギュラーを奪われていた上、ブラーボからレギュラーを奪ったアルゼンチン人のカバジェーロも退団したためだ。
 シティは今季のプレミアリーグでも3位の強豪でもあり、活躍すればセレソンでのレギュラー奪取も夢ではない。正キーパーのアリソンはローマでは第2キーパーの状態でもある。(1日付グローボエスポルテより)

最終更新:6/2(金) 7:12
ニッケイ新聞