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「どうしようもなかった。彼は純粋に強い、完敗です。」五輪メダリスト水谷敗れる

6/2(金) 17:46配信

テレビ東京スポーツ

「世界卓球2017ドイツ」(個人戦:世界選手権デュッセルドルフ大会)は6月1日、4日目の日程を終えた。男子シングルスでは大波乱が。公式戦初顔合わせとなった水谷隼(木下グループ)と張本智和(JOCエリートアカデミー)の2回戦で、弱冠13歳の張本が4-1で水谷を下す大金星。水谷は半ば呆然としながら完敗を認めた。

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自身初となる世界卓球シングルスのメダル獲得を目指し今大会に臨んでいた水谷はまさかの敗戦にショックを受けながら、次のように語っている。

「1ゲーム目、2ゲーム目が本当に悪くて、そこから何とか立て直そうとしたが、相手(張本)のプレーがすごく良くてどうしようもなかった。自分の中でしようと思っていたことに、ことごとく対応してきて、だんだん自分の戦術がなくなってしまった。サーブ・レシーブで彼はかなり優位に立っていたと思う。逆に自分の得意なサーブ・レシーブで先手を取れなかったのが一番の敗因。彼は純粋に強かった。完敗です」

「彼の技のレベルは一つ一つが予想以上に高く、正直、最初から最後まで勝機を見出せなかった。全体的に試合の流れをコントロールしていたのは彼の方。1ゲーム目、2ゲーム目で相手に主導権を握られ、そこから積極的にプレーを変更することがなかなかできなかった。彼のプレーは本当に素晴らしかった。僕は食らいつくのが精一杯だった。自分自身が彼の良さを存分に引き出してしまったというのはある。もう少し、いろいろなことができれば良かったが、レシーブをはじめ1カ所にボールが集まってしまった」

「(第3ゲームで張本がタイムアウトを取ったのは)非常に素晴らしいタイミングだった。タイムアウトを取るなら、あそこしかなかったと思う。あそこまではまだ何とかなると思う自分と、もうどうにもならないと思う自分が交錯していた。世界卓球を不完全燃焼で終えて本当に悔しいが、試合はこれからもまだまだたくさん続くし、しっかり今日の負けを反省して、もっともっと成長していきたい。まだ引退はできない」

テレビ東京