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デッドのJ・ガルシアのギター競売、3億円超を反差別団体に寄付

6/2(金) 9:21配信

AFPBB News

(c)AFPBB News

【6月2日 AFP】1960年代のヒッピー精神を代表する伝説の米バンド「グレイトフル・デッド(Grateful Dead)」の創設メンバーでフロントマンだったジェリー・ガルシア(Jerry Garcia)の愛用のギターが5月31日、米ニューヨーク(New York)でチャリティー競売に掛けられ、売り上げと寄付金合わせて300万ドル(約3億円)超が反人種差別団体に寄付された。

 このギターは「ウルフ(Wolf)」の愛称で知られ、ジャムロックの象徴的存在として知られるガルシアが1995年に亡くなるまで、長年コンサートでガルシアの愛器として活躍した。

 これまでウルフを所有していたダン・プリツカー(Dan Pritzker)氏は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の就任で米国の行く末に危機感を覚え、白人至上主義者などの憎悪団体(ヘイトグループ)と法廷で闘っている米アラバマ(Alabama)州の反人種差別団体「南部貧困法律センター(Southern Poverty Law Center)」への援助資金に充てるため、競売への出品を決めたという。

 競売はチャリティーコンサートと一緒に開催され、マーケティング会社ハブスポット(HubSpot)のブライアン・ハリガン(Brian Halligan)最高経営責任者(CEO)が193万2000ドル(約2億1000万円)でウルフを落札した。ここから手数料などを引いた160万ドル(約1億8000万円)に、ほぼ同額の匿名の寄付金を合わせ、計320万ドル(約3億5000万円)が南部貧困法律センターに寄付された。

 ハリガン氏はグレイトフル・デッドの熱狂的なファン「デッドヘッド」の一員として知られており、AFPに対し「(ウルフを)売ったり取り引きしたりするつもりはない、値段なんて付けられないものだ」と語った。要請があれば貸し出しも行うという。5月25日撮影。(c)AFPBB News

最終更新:6/2(金) 9:21
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