ここから本文です

アメリカに「不利益」。トランプ大統領、パリ協定離脱表明

6/2(金) 11:44配信

ホウドウキョク

トランプ大統領は、日本時間2日午前4時半すぎ、ホワイトハウスで、パリ協定からの離脱を正式に表明した。

トランプ大統領は、「アメリカ、そして米国民を守る重要な義務のため、アメリカはパリ協定から離脱する」と述べ、パリ協定はアメリカにとって「不利益」などと持論を展開した。

「公平な協定」に変えるか、新たな枠組みをつくる

そのうえで、アメリカにとって「公平な協定」に変えるか、あるいは、新たな枠組みをつくるための交渉を始める考えを示した。
パリ協定からの離脱は、トランプ大統領の公約だったが、各国の首脳などが、トランプ大統領に離脱をしないよう要請していた。

オバマ前大統領は厳しく批判

離脱表明を受けて、オバマ前大統領は声明を発表し、「この政権は、未来を拒否するごく一握りの国に加わった」と厳しく批判している。

また、ドイツ、フランス、イタリアは共同声明で、「アメリカの決定は遺憾、再交渉はできない」と発表。

フランスのマクロン大統領は、「アメリカの利益と国民、地球の未来のために誤りで失敗」として、 トランプ大統領のスローガンをもじり「地球を再び偉大にする」と英語で発言した。

一方、中国は、「国際的な責任を全うする」と表明し、ドイツのメルケル首相はこれを歓迎している。

世界2位の温室効果ガス排出国のアメリカの離脱は、アメリカの温暖化対策の大きな分岐点となるだけでなく、世界的な取り組みにも影響を与えることになる。

最終更新:6/2(金) 11:44
ホウドウキョク