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ゴキブリ「嫌い」 効果半年以上の忌避剤 岡山・玉野のベンチャー企業開発

6/2(金) 21:42配信

山陽新聞デジタル

 化学系ベンチャーの希少金属材料研究所(岡山県玉野市宇野)は、自社で製造する光触媒の一種・酸化タングステンの原料を用いて、ゴキブリが嫌う成分を含んだ「忌避剤」を開発した。

 忌避剤は、タングステン酸アンモニウム化合物を5~10ナノメートル(ナノは10億分の1)まで微細化し、水中に均一に分散させた無色透明の液体。家具の裏や台所周辺などゴキブリが潜みやすい場所に塗ると、寄りつきにくくなり、効果が半年以上持続するという。酸化タングステンの用途拡大を研究する一環で開発。製法の特許を出願している。

 サンプル価格は1リットル当たり5千円。飲食店や食品工場などに売り込む。石川雄一社長は「毒餌や殺虫剤による駆除より手間がかからず、効果も長持ちするので有効なゴキブリ対策になり得る」と話している。

 同社は2012年設立。ナノサイズの金属粒子を製造し、大手化学メーカーなどに販売している。売上高約1千万円(17年2月期)、資本金330万円、従業員3人。