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江戸後期に改修?絵図にない石垣発見 旧小城藩邸発掘調査 佐賀

6/2(金) 16:11配信

佐賀新聞

 小城公園近くの旧小城藩邸正門前の文化財発掘調査で、小城市教育委員会文化課はこのほど、江戸時代に同藩が作成した絵図には描かれていない石垣などを確認した。4日午前10時と午後1時から、同課職員による現地説明会を開く。

 発掘調査は、来年4月に開学する西九州大学新学部(仮称・地域看護学部)の校舎設置に伴い、4月から実施していた。確認された石垣は、旧小城公民館近くの「小城陣屋跡2区」の区域内に発見され、藩邸にかかる構造物とみられている。

 同課の太田正和さんは「今回、確認された石垣は小城藩邸図(歴史資料館入り口に展示)に描かれている場所になり、藩邸図では石垣の記載はない」とした上で、「今回の調査で石橋周辺の地形が藩邸図と一致することや、石垣が築かれていたことや、積み方や矢穴などから江戸時代初期に築かれた石垣やその周辺を江戸後期に改修したことが分かってきた」と説明。

 さらに「堀の幅も現在の水路幅よりもっと広かったことが実際確認できたことは貴重な調査成果」と強調している。発掘された石垣は現地説明会のあと、埋め戻す予定。

 現地説明会の問い合わせは同市教委文化課、電話0952(73)8809へ。集合場所は小城高校体育館南側の小城公園駐車場。

最終更新:6/2(金) 16:11
佐賀新聞