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曲線的な大屋根が基本 嬉野温泉駅デザインに3案 九州新幹線長崎ルート

6/2(金) 16:26配信

佐賀新聞

 九州新幹線長崎ルート・嬉野温泉駅(仮称)のデザイン3案が1日、鉄道・運輸機構から嬉野市に示された。新幹線駅では全国的にも珍しい曲線的な大屋根を基本とし、各案は嬉野の自然や歴史、伝統工芸からイメージを取り入れた外装に違いがある。市は市民から意見を募り、7月下旬をめどに案を絞る。

 「嬉野の山並みをイメージした」という大屋根は、正面から見ると緩やかなアーチ状で3案に共通している。外装でA案は嬉野の風や川、温泉の柔らかなゆらめきを金属のパネルで表現。B案は壁面に焼き物で作った縦格子を浮かせて取り付け、歴史ある温泉宿の風合いをイメージ。C案は乳白色のガラスや磁器タイルの凹凸で、あんどんや障子など和のぬくもりを表す。

 谷口太一郎市長は「自然に溶け込む優しい駅にという思いを取り入れていただいた」と評価した。機構の堀口知巳九州新幹線建設局長らは「曲線的な大屋根は、機構で請け負ってきた駅(のデザイン)では今までにないもの。市民に愛される駅になってほしい」と語った。

 市は昨年5月、若手職員や高校生の意見を基に、駅舎のコンセプトを「心とろけるおもてなし~未来へつながる出逢(あ)いの舞台~」とし、駅周辺まちづくり案も示しつつ機構にデザインを要望していた。

最終更新:6/2(金) 16:26
佐賀新聞

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